Thursday, 29 December 2016

僕的に結構衝撃的だったソードアート・オンラインについて

 つーことで1週間以上モスクワで寝込んでいた僕は超久々にアニメをみてました(映画もアニメも日本語で見るのをここ数年間避けていたのがここ最近映像コンテンツを見てなかった大きな理由の1つですね。いや最大の理由ですね)。みていたアニメはSword Art Online(ソードアート・オンライン)。ちょっとこれは数年前から見ないといけないと思っていたアニメなんですね。見たいというより見ないといけないと思っていたものなんです。そんなアニメもあまりないのですがこの略してSAOは日本好きの外国人からもよくその名前をきいていたアニメでした。やはり僕の周りには日本好きアニメ好きの外国人が多いので、そういったアニメとか漫画を知っていると非常にコミュニケーションが取りやすくなります。懐に入っていきやすい。やっぱり出会ってはじめはそういった話題で盛り上がりそしておすすめのアニメとか漫画聞かれたりしますからね。で、そんなところで外国人に『ふたつのスピカ』とか言ってもきっと受け入れられないのはわかっているんでもっと外人が好きそうなものを言ううんですよね。そんなこともありこのSAOは絶対押さえていたほうが良いアニメの1つなんです。もう4年ぐらい前のやつなのかな。
 このSAO、どのくらい人気かというとおそらく外人にアニメの人気投票をさせてみても未だに絶対10位以内に入るぐらいの人気アニメなんです。他の10位以内に入るアニメはというとそれはもう絶対皆が知っているレベルのナルト、ワンピース、ブリーチ、鋼の錬金術師、コードギアスとかそういったもので、その中にこのSAOも入るわけですからこれはもう知っておかないといけないと言ったレベルなんですよね。ということで今回絶賛寝込み中だったのでSAOをいっきにみてみました。結論から言うと気持ち悪かったです 笑。
 SAOのストーリーはと言うとあるオンラインゲームの中でのお話なんですね。VRのヘッドマウントディスプレイ(オキュラスみたいな)を付けてプレイするソードアート・オンラインというオンラインゲームがあり、そこでなんかゲームを作ったプログラマーが1万にいるプレイヤーを現実世界に戻れない(ログアウトできない)ようにしてしまったというお話なんです。なんでもソードアート・オンライン内にある塔の100階にいるラスボスを倒すまで誰も現実世界に戻れないという。で、このゲームの世界で死んでしまったプレイヤーはリアルの世界でもそのヘッドマウントディスプレイで電気が走り脳を焼かれるので、現実世界でも死んでしまうという設定です。そんなお話。全25話ありますが特段新しさを感じるような話もなかったです。主人公は16か17歳の少年で、なんかそのSAOの中ではやたら強い。で、なんか仲間を助けたり、SAOの中で他の女性プレイヤーと恋人同士になったりという話。基本話しの終盤になるまで現実世界は出てきません。主人公は言います。「俺は気づいた、現実も仮想世界も本質的には何も変わらない。うんぬんかんぬん」まあ、僕は見ていて激しく思うわけですよ、とりあえず君まだ高校卒業もしてないし、働いたこともないじゃんっ。それでそんなセリフ吐く?って 笑。まさにそういった非常に限られた経験値しかない主人公が重々しそうに言うセリフが非常に滑稽に感じられてしまうんですよね。親のすねをかじっている十代が見たらわからないけど、大学卒業して社会に出て普通に自分の力で働いて生きている人からしたらきっとそのあたりが気持ち悪いし失笑ものなんじゃないかなって思ってしまいました。17歳ぐらいで家にパソコンのミニターつも持っているようなオタクの主人公がオンラインゲームの中の世界ではなんかやたら強くて正義感もあり女の子からもモテモテみたいな話なんですよ。。。で、最後の数話は現実世界に戻りゲームの中で出会った女性をリアルの世界で探すというような話です。その設定が僕からしたらキモいんですよね。しかも、なんか現実世界では主人公は妹と二人暮らしでその妹は血はつながって無くてやたらお兄ちゃんお兄ちゃんって慕ってくるし。なんかもう色々やばくない。。。
 そして僕が思うこの話の最大の特徴は最後の最後まで完全オンラインの世界全肯定って部分なんだよね。今までの話ってやっぱりオンラインはオンラインで現実とは違うっていう見方だったでしょ。それがオンラインがすんなり全肯定でオンラインもリアルも変わらないって方向で話が展開されててそれが大ヒット。時代が変わったのかなって思いました。その点が一番結構衝撃的だった。オンラインの中での人間関係を全部肯定していて、そしてそれがここまでの大ヒットをするっていうのはリアルのコミュニケーションの終わりの下準備が整ったって言うことなのかなって僕は思っちゃった。だってこのSAOがどれだけヒットしてるか知ってる?これは原作がライトノベルなんだけど、シリーズ発行部数1900万部。耳を疑うでしょ?僕も何かの間違いなのかなって何度も調べちゃった。もう俺が生まれて以来一番売れている小説なんじゃないのってぐらい。上で何度も気持ち悪いし面白くないって書いたんだけど、でもこれだけ世間で受け入れられているっていうのは事実なんだからしっかり認めて自分のズレを修正していかないといけないなって思う。ちなみに作者は意外にもそんな若くなくて40代。

 前から言ってるんだけど、あと10年もするとVR機器とあわさって仕事外のプライベートな時間はほとんどもうオンラインの世界に移行するんだろうって思ってる。もう既にみんな現実世界があんま重要でもなく楽しくないのかな。少子化止まらないね。。。
 あ、ちなみに自分、オンラインゲームはほぼほぼプレイしたことありません。